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私が飼っていたペットの『ひよこ』

ひよこの魅力

ご自宅でペットを飼っているという方、もしくは飼っていた経験があるという方は多いですよね。
ペットとして人気が高いのは犬や猫だと思いますが、私の家では鳥を飼っていました。

友達の家で小さなひよこをもらったのがきっかけで、自宅で育てることにしたのです。
ふわふわの産毛や、真っ黒で小さな瞳という愛くるしいひよこの姿をみて、家族全員がその魅力に虜になってしまいました。
すぐに、ひよこは我が家の大切な家族になりました。

ちなみに、つけた名前は「ぴーちゃん」です。
ひよこによくありがちな名前だとは思いますが、「ピー、ピー」と鳴く姿がとても印象的だったので、家族もその名前をすっかり気に入ってしまいした。

ひよこを飼っていること人に話すと、「もしかして食べるために育ててるの?」と聞かれることもあったのですが、あんな可愛い生き物を食べるなんてことは絶対にありえません。

家族全員で交代でお世話をしていたので、ぴーちゃんはすくすく成長していきました。
温度管理や餌やりなど最初は分からないこともあって、あたふたしてしまいましたが、獣医師のアドバイスをもらっていろいろと勉強しました。

日々成長していくピーちゃんの姿をみるのが、毎日の楽しみとなっていましたね。
ぴーちゃんが自宅に来てからは、家族の絆も深まったように感じます。

すっかり我が家のアイドルに

以前は、仕事が一番大切で家族の時間をあまり持とうとしなかった父も、定時に帰ってくるようになったのです。
それに、ひよこの可愛い姿を見ていると、自然と笑顔になってしまうのです。

自宅ではほとんど笑うことがなかった父が嬉しそうにひよこを眺めている姿をみて、動物の持つ癒しの力は凄いなと思いました。

ピーちゃんの存在によって、家族に笑顔も増えて、わだかまりもなく何でも話し合えるようになったのです。
ピーちゃんはすぐに成長して、大人になりました。

そして、3年ほどで天国に旅立っていきました。
ピーちゃんが突然なくなってしまった時は、とてもショックでしたね。

特に妹がひどく落ち込んでしまい、しばらくは食事もとれなかったくらいです。
しかし妹はその悲しみをきちんと乗り越えて、動物看護師の仕事に就きました。

現在は、動物病院で多くのペットの命を助ける獣医師のサポートをしています。
ピーちゃんのおかげで天職につくことが出来たといっています。
私たち家族に笑顔をもたらしてくれたピーちゃんと過ごした3年の月日は今でも忘れることができない思い出です。