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インコとの出会いと別れ

一目ぼれしたインコ

私は今までインコを何羽か飼った事があります。

初めて飼ったのは幼稚園の時で、ペットショップで父に買ってもらいました。

お店の中に入るとたくさんの鳥がいて、
私はその中から顔が白でボディが水色のインコを選びました。
理由は簡単で、すごく綺麗な色だと思ったからです。

お店で選んだインコは、黄色い箱に入れられていました。
そのまま私は父が運転する車の後部座席に座って、
大切にその箱を持っていたのを覚えています。

そして家に帰って、私が赤ちゃんの時に飼っていたインコが入っていた籠にその子を入れてあげました。
餌に関しては雛ではなかったので、普通に与える事が出来ました。

本当は、私は初めからインコを飼いたかったので雛を飼いたいと思っていたのですが、
周りから世話が大変だという事聞いていたので、
結局は少し生まれてから時間が経っている鳥を飼ったのです。

インコの飼育に奮闘する日々

それから私はインコの世話をかなり頑張りました。

そして最初は水色と白の物だけを飼っていたのですが、
少しずつ増やしていって黄色のインコも飼うようになりました。

いつしか籠はいくつも外にぶら下がっている状態になったのです。

そしてつがいで飼ったインコに関しては何回も卵を産んでくれて、
中にはしっかりと雛が成長してくれたものもいました。
ただこれらに関しては、私の家ではどうしても飼うことができなかったので、
周りで欲しいと言っていた人達にあげていたのを覚えています。

結構卵を産んでからナーバスになっている親鳥の事を気にしつつ世話をするのは大変だったので、
私としては生まれてきた雛も一緒に世話をしたかったのですが、親がそれを許してくれませんでした。

いつか必ず訪れる別れ

さて、命ある物はいずれは死んでいきます。

最初に飼ったインコも、ずっと調子が悪くなる事はなかったのですがいつしか死んでしまいました。
全く動かなくなったあの姿は、本当に悲しくて私はいつまでも泣いていたのを覚えています。
ただその頃はまだほかにも色々とインコが残っていたので、寂しさもすぐに減っていきました。

そしてその次に死んでしまったのはうちで初めて卵からかえった子でした。
かなりかわいがっていてしかもしゃべってくれるほどになっていたのですが、
急に死んでしまったのを覚えています。
私はずっと泣き続けて、その子の絵を描いたりして毎日過ごしていました。

そのあたりから次第に私の体調も悪くなっていきました。

元々私は気管支が弱く、インコを飼う事は病院からも禁止されていたのです。
ただどうしても飼いたい、喘息の発作を起こしたらほかの人に貰ってもらうという約束で私は飼っていました。
飼ってからはほぼ発作も出ない状態だったので、母はほっとしていたそうですが、
2羽目が亡くなった時から、次第に私の体調が悪くなっていってしまったのです。

そして勿論、インコは手放す事に。

結局あれだけ欲しくて買ってもらったインコですが、
2羽との別れはそのインコの死で、
残りの5羽は私の体調不良で別れる事になってしまいました。

いずれは別れる事は理解していましたが、
急に全部のインコが私の前からいなくなってしまったのは本当に悲しかったです。