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少年との絆

飼い猫がある日突然いなくなったら?

猫を飼っている方なら一度は経験したことがあるかもしれませんが、外へ遊びに行ったままなかなか帰ってこないということは決して珍しい話ではありません。

特にメスの発情期が訪れる春から夏にかけては、恋人を求めて放浪の度に出かける猫も多いです。
いつもは一晩経てば帰ってくるのに、2~3日経っても帰ってこない、1週間くらい経ってようやく帰ってきたという話もよく耳にします。

家で帰りを待つ飼い主さんにとっては本当に心配になるものですが、猫にとってはある意味本能に従っている行動なので仕方がないのかもしれません。

今回ご紹介するお話は、ある日突然いなくなってしまった猫と少年との絆を再認識できるお話です。

長年寝食を共にした相棒

10歳の少年と、11歳の飼い猫の強い絆を感じるエピソードです。
少年が生まれる前から猫を飼っていたので、二人の生活は少年が生まれた時から始まっています。

少年が赤ちゃんの頃にはベビーベットで一緒に寝て過ごし、成長した今でも一緒に寝ているそうです。
兄弟のように育ってきた二人は、とても強い絆で結ばれていたと家族の誰もが思っていたそうです。

ある日、飼い猫が突然家から姿を消してしまったそうです。
これまでにも何度か外へ遊びに行くことがあり、すぐに家に戻ってきていたため最初はあまり気にしていなかったそうです。

しかし何日経ってもなかなか帰ってこないことから、さすがに少年も心配をしてがっかりしながら生活をしていたそうです。
この様子を見かねた家族は、飼い猫を探しているというチラシを近所に貼っていたそうです。
その甲斐があり、飼い猫を見つけてくれた親切な人が家に連れてきてくれました。

学校から家に戻ってきた少年は、家屋から飼い猫が戻ってきたと知らされます。
最初は信じられない!と驚いた様子でしたが、飼い猫の姿をひと目見て思わず声を殺しながら泣きじゃくっていました。
本当に嬉しいという気持ちが伝わってくるエピソードでした。

猫が突然いなくなる理由

今回の事例のように猫が突然いなくなることは珍しい話ではありません。
昔から、猫は自分の遺体を飼い主などの家族に見られたくないので、自分の死期が近づいてきたらフッと姿を消すという説があります。

この話はあながち嘘ではないと言われています。
実は、猫が突然姿を消す理由は体調が悪いからだと言われています。

自然界では体調が悪いとすぐに敵に狙われて襲われるため、安全な場所に身を隠すそうです。
その本能が飼い猫にも備わっているため、ふらりと姿を消すことが多いそうです。

稀に具合が悪いまま命を落とすため、結果的に死期が近づいたからいなくなったと思われても仕方がありません。
恐らく、今回の事例でも具合が悪くなってなかなか家に帰ることができなかったのではないかと推測できます。