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お経と猫

猫は飼い主さんが大好きです!

猫はよく犬と比較される際に、あまり感情を表に出さない動物だと思われがちです。
確かに犬は全身を使って喜びを表現しますが、猫の場合はそこまで大げさに感情表現をしません。

犬のように群れをなして集団生活を好む動物ではなく、孤独を好んで単独行動をする動物なので、飼い主にもあまり懐いてくれないと認識している方も多いです。

確かに猫は気分屋な部分がありますが、自分の事を大事に思ってくれる飼い主さんの事は大好きです。
あまり感情を表に出すことがなくても、甘えたい時には思い切り甘えてくれますし、飼い主さんが落ち込んでいるような時には励ますようにして側に寄り添ってくれます。

それが猫の大きな魅力だと認識している方も多いはずです。
今回は飼い主さんと猫の強い絆を感じるエピソードをご紹介します。

参考:お経に聞き入る猫

お墓参りにやってきた猫

お墓参りに出かけた際に、猫を連れた夫婦とお坊さんがやって来たのを見かけたという方の体験談です。
恐らく、家族の方が最近亡くなったばかりなのだろうと見受けられたそうです。

猫を抱いていたのは奥さんで、お坊さんがお経を読み始めると猫を下におろしたそうです。
この様子を見ていた人は、猫が逃げ出してしまうかもしれないから捕まえてあげるつもりでそっと見守っていたそうです。

しかし、猫は逃げる素振りを全く見せずに、座ったままずっとお墓を見つめていたそうです。
そして頭を少しだけ下げるようにしてじっとお経を聞き入っていたように見えたそうです。

お坊さんのお経が終わり、お坊さんが立ち去ると奥さんはまた猫を抱き上げたそうです。
その時にこの様子を見ていた方と目が合ったので、猫が可愛いですねと話しかけたそうです。

するとその奥さんが、この子(猫)はおじいちゃんが可愛がっていたのでお墓参りにも連れてきたと教えてくれたそうです。
また、猫自身も年寄りなので、ひょっとしたらまたすぐに会えるかもしれませんねと言っていたそうです。

きっと亡くなったおじいちゃんは猫のことを心底可愛がっていたことでしょう。
猫も大好きだった飼い主のおじいちゃんがお墓の下で眠っていることを知っていたのかもしれません。

実は飼い主のお墓参りをする猫という話は海外でも存在しています。
イタリアで実際にあったお話ですが、飼い主のおばあさんがお墓に埋葬される際に、おばあさんが可愛がっていた飼い猫もついてきたそうです。

大好きだったおばあさんが眠っているお墓を覚えた飼い猫は、翌日から墓前に何かをお供えするようになったそうです。
ある時は小枝や葉っぱ、時にはコップを持ってきたこともあったそうです。

毎日お墓にやって来る猫の目撃談があり、地元でも話題になっていたそうです。