ペットの名話 保管庫
  1. >>
  2. >>
  3. 葬式に弔問

葬式に弔問

かつての恩を忘れなかった象

知能が高いと言われている動物はたくさん存在していますが、体が大きな象は脳も大きいため頭が良い動物だと言われています。

人間と触れ合う機会が多い象は人間の言葉を理解していると言われており、実は犬よりも訓練しやすい動物だという説もあります。

象は群れを作って生活していますが、仲間意識が非常に強いと言われています。
仲間が襲われると報復をしにやって来るとも言われていることも高い知能を持つとされる所以になっています。

更に驚くのが、人間の世界にもあるようなお葬式のような行動を取る場合があると言われています。
群れの仲間が何らかの原因で死んでしまうと、死を悼むように自分の鼻で死んだ象の体を撫でている様子が目撃される場合があります。

また花を添えたり、枝を遺体にかぶせるような仕草を見せることもあるそうです。
実際に象がどのような意図でこのような行動を取っているのかわかっていませんが、まさしく人間と同じように葬式を行っているように感じられます。

仲間の死を悼む気持ちを持っている動物は、他にはなかなかいないと考えられています。

人間の葬式に弔問をした象

象が葬式と思われる行動を取る対象は象だけとは限りません。
自分達が仲間だと認識した動物であれば、人間も対象になると考えられるお話があります。

参考:ゾウが葬式に弔問!?人の死を察知しているゾウの感動エピソード

南アフリカでは知らない人はいないのではないかと言われるほど有名なのが、ローレンスアンソニーという人です。
この方は日本でも話題になったことがある人物で、元々はビジネス界で大成した方ですが自然が大好きだという理由から自然保護と野生動物の保護に力を注いだ人物として知られています。

野生動物公園を購入してエコサファリを推進しながら、世界各国で環境保護活動を展開しました。
アンソニーさんの公園にやって来た象は、当初は手を付けられないくらいに心が荒んでいたそうです。

人間に殺害される仲間を目の当たりにしていたため、人間に対する不信感がかなり強く、他の保護区でも手に負えない状況だったそうです。

アンソニーさんの公園で生活を始めた際にはかなり苦労したそうですが、ようやく信頼を得ることができて幸せに暮らせるようになったそうです。

ある時、突然アンソニーさんが亡くなってしまいます。
家族達が悲しみ暮れている葬儀の時に、信じられないことにその象達が群れを引き連れてアンソニーさんの自宅までやって来たそうです。

普段象が暮らしている場所からアンソニーさんの自宅までは象の足で12時間ほどかかるそうです。
象達は二日間アンソニーさんの自宅の側に居て、その後普段暮らしている場所へと戻っていったそうです。

お世話になったアンソニーさんとの別れを惜しんでいるかのようだったと言われています。