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妹の彼氏がイグアナを飼いました

デートで行ったペットショップで…

妹のお付き合いをしている彼は仕事柄家を留守にすることが多く
少し寂しいと言っていました。

たまのデートにはしゃいでいたらペットショップに連れて行かれました。
猫か犬でも飼うのかなと思っていたら
彼のお目当てはなんとイグアナでした。

ぬいぐるみでもなくフィギュアでもなく
生きている爬虫類のイグアナです。

撫でたいとも抱きしめたいとも思えませんでしたが彼氏は何やら
嬉しそうに店の人の説明を熱心に聞き入っていたそうです。

妹が可愛らしい毛のふさふさした子犬を見て現実逃避している内に
どうやら購入が済んでしまったらしく嬉しそうに水槽みたいな
入れ物の中にイグアナの姿が見えました。

飼育開始

部屋に帰ってくるとさっそく窓辺の
日当たりの良さそうな所に置き電源を入れました。

何でも寒さに弱いので水槽に中には
熱源になるものが入れてあるらしいです。

骨格の形成のために必要だということで
紫外線灯というものまで装備されていました。

お店の人のすすめでリザードフードや水性栄養剤なども
買ってきていましたが、他には野菜や果物なども食べるらしく
妹は少し意外だったと言っていました。

てっきり昆虫なんかを食べるんだろうと思っていたからです。
イグアナは今は彼の手の平よりも少し大きいサイズですが
数年で2m近くなるそうで、とても信じられない話です。

大きくなったら強度のあるアクリル製の温室に移し替えないと
尻尾を強打してガラスだと破壊してしまうこともあるんだそうです。

最初は怖いだけでしたが吠えないし、噛み付かないのが
分かってきたのでお世話もできるようにもなってきました。

おっとりした女の子

性格もおっとりとした女の子っぽかったので彼の許可をもらって可愛らしい名前をつけてあげることにしたようです。
昔に読んでいた少女漫画に出てくる可憐な美少女の名前をもらって
ソフィにしました。

イグアナは頭も良いらしく人に良く慣れて
名前を呼ぶと寄ってくるのです。

ソフィの一番に好きなのはバナナですが、
小松菜なども好きらしく見えるように手に持って名前を呼ぶと
嬉しそうに寄ってきてくれるのが可愛いと言っていました。

トイレもちゃんと教えた場所で一生懸命するし
ペットにありがちな臭いの問題がないのも意外でした。

小さい内は数回に分けて食事を与えなければいけないし、
果物や野菜も小さくカットしてあげなければいけないのですが、
手間をかけた分愛情もひとしおです。

彼が仕事で忙しかった時に世話係を一手に
引き受けたおかげですごく懐かれた気がしているようです。

慣れて油断したのか温度の設定を間違って低くしすぎてしまい
ソフィが動かなくなった時はものすごく焦ったそうです。

ソフィが死んでしまったか病気かと思ったので獣医さんに電話して
状況を説明していたら温めてあげるようにと言われたので
とにかく温めたのです。

泣きだしそうな気分でソフィの様子を見ていたのですが、
温まってきたら急に動きが活発になってきたのに驚かされたそうです。

彼が仕事を終えて帰ってきた頃にはすっかり元気になった
ソフィとぐったりしている妹にびっくりしたようでした。
イグアナは上手に飼ってあげれば10年は生きるそうなのです。

妹が言うにはソフィにはたくさん美味しいものを食べさせて楽しいことを
たくさんして長生きして欲しいと彼共々願っているそうです。