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リスザルの感動話

殺処分寸前の小さい命

我が家には猫が1匹いて、家族同然に可愛がっています。
そんな我が家にリスザルがやってきました。

出会いは動物保護のボランティアをしてる事務所に行ったとき、
一匹のリスザルが保護されてきたのです。

とても小さくてまだまだ赤ちゃんという状態だったのですが、
首輪がつけられていたので、もしかすると捨てられたのか、はぐれてしまったのかと事務所の人が言っていました。

数日して飼い主が現われないと、保険所に連れて行って殺処分されてしまうと聞いた私は、すぐに家族に相談しました。
とてもまだまだ赤ちゃんの小さな命が、
もしかしたら亡くなってしまうかもしれないと聞いた家族は「家で引き取ろう」と言ってくれたのです。

先程も述べましたが、家にはもうすでに猫を飼っていて、
もしかしたら自宅で飼うことは無理かもしれないと思っていたのですが、皆受け入れてくれてほっとしました。

そしてすぐにボランティア団体の事務所に連絡をして、飼い主が現われない時はうちで引き取ってもいいですか?と聞くと、
「本当にありがとう」と声をかけてくれたのです。

その後すぐに事務所から電話がかかってきて、最善をつくしたけれど飼い主がみつからないので、
よければ引き取りにきてくださいとのことでした。

引き取ってからの生活

電話を切ったすぐ後に車で引き取りにいったのですが、怖いのか小さな体を震わせています。
近づこうとしても距離をとられてしまうので、ここはゆっくりと慣れてもらおうと、
猫用のオモチャで遊んだり、声をかけたりして数時間後、少しずつ歩みよってくれるようになったのです。
その距離も30センチから20センチ、そして私の人差し指をきゅっと掴んでくれた時は心を許してくれたのだと、
本当に感動しました。

そして、キーキーと泣き出しそっと手の中で包み込んであげると、安心したのか眠ってしまいました。
そのままお家につれて帰り、猫がいる我が家の一員となったのです。

ここで問題だったのが、猫なのですが、リスザルを見るや否や、
くんくんと匂いをかいで嫌がる様子もなく新しい家族を受け入れてくれました。

するとリスザルも安心したのか、猫の側を離れません。
背中に乗って、まるで猫を母親だとおもっているのでしょうか。
見ていてとても愛くるしいので、家族全員和みながら見守っています。

このような経緯で我が家にやってきたリスザルに名前をつけることにしました。
皆で考えた末、リスザルを略して「リザ」という名前にしました。

今では家族全員で可愛がっていますが、元は捨てられた子だったので、
この先もリザのように飼い主の勝手で捨てられてしまう動物がいなくなるように願っています。