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家族を火事から救った恩返し犬

飼い主一家に家事を告げ命を救ったダックスフンド

2010年に伝えられたニュースによると同年2月21日に米国ワシントン州で起こった火災において、飼い犬であったダックスフンドが家族を救ったと伝えられています。

火事が起こったのは北米先住民であるチヌーク属の住居地で、トレーラーハウスで生活をしていた2つの家族の家において漏電から火災が発生したことに始まります。

家族はアーカート家とハントレー家で、2つの家庭はしょっちゅう行き来をする親しい間柄として長年隣人の生活をしてきました。

現地時間の2月21日に深夜に、子供を残して外出中であったハントレー家の中で壁のコンセントから発火が起こります。
ハントレー家には飼い犬のダックスフンドの「ジョジョ」がおり、留守番をしていたところでした。

ジョジョはアーカート家でもよく可愛がられており、その夜に突然ジョジョが訪れたときにはすぐに何か尋常ではないことが起こったことがわかったと言います。

慌てた様子のジョジョを見て、アーカート家の夫人はすぐに隣の家を見に行ったのですがそこで娘のカレンが眠っている部屋の近くでコンセントが発火しているところを見つけます。

そこですぐにカレンを起こすとともに隣家の自分の家族も非難をさせたことですぐに消防車を呼び、被害を最小に抑えることができました。

大火事になって二世帯が全焼してもおかしくない火災現場でコンセントの消火のみで済んだというのは奇跡に近く、ジョジョがいなかったらどうなっていたかわかりません。

もともとジョジョは保護犬だった

ダックスフンドのジョジョがハントレー家で飼われるようになったきっかけは、隣家のアーカート家の夫妻が保護をしたことであったといいます。

近所の公園を流れていた川の中をジョジョが溺れて流されているとことを偶然見かけた夫妻はその場で救護し、のちに隣家の娘カレンが飼育をすることになったということです。

2つの家族に救われ大切に育てられてきた犬だったからこそ、飼い主の緊急時にいち早く気が付き知らせることができたのではないかと思われます。

実はこうした犬が飼い主に危険を知らせて助けたという話はそれほど珍しいものではなく、同じ米国内で似たような話がいくつか伝えられています。

アラスカ州では自宅の作業場で起こった出火を地元の警察に連絡したことで飼い主を救ったというジャーマンシェパードがいます。

事件は4月初旬でしたがアラスカは深い雪に囲まれており、ジャーマンシェパードのバディは自宅から離れた場所にある州警察まで高速でひた走って知らせたということです。

犬ばかりではありませんが、愛情を持って育てたペットたちは時に思いもかけないような方法で恩返しをしてくれるものなのですね。