ペットの名話 保管庫
  1. >>
  2. >>
  3. 犬がよくする仕草・行動の意味

犬がよくする仕草・行動の意味

わかっているようで意外と知られてない犬の仕草

日本では最もペットにしている頭数が多いとされているのが犬です。

犬は集団で生活をする動物なので、きちんとしつけることで飼い主である人間に忠実に従うよきパートナーになってくれます。

心理面で最も人間に近い存在となることができるのが犬という動物の特徴と言えるのですが、実はそんなパートナー犬であっても人間からはよくわからない仕草もあります。

長く生活をしていて「どうしてこういう行動をするんだろう?」と不思議に思うこともあるでしょう。

どんなに心が通じているつもりであっても犬の気持ちは人間目線だけでは測りきることはできませんので、物言えぬ犬の行動をもう一度詳しく観察してあげ本当の気持ちを理解できるようになるのがよい飼い主の姿勢と言えます。

簡単なところから例を出すと、飼い犬を呼びつけて近くに座らせようと指示を出したときにすぐに腰を下ろすのではなくその場でくるくると回ってから体を横たえるということがあります。

自宅内で特に足元に何かがあるわけでもないのにどうして体を回すんだろうと思ってしまいますが、これは特に何らかの意図があるというわけではなく単なるクセのようなものです。

犬は長年ペットとして飼育されてきた動物ですが、遺伝子的に刷り込まれた野生は完全になるくなるわけではありませんので無意識にそんなクセが時々出てしまうということでしょう。

もともと野生で生活していた犬は体を横にするときに足元の草をならしたり危険がないか確認したりしてから体を休ませるというふうにしていたので、その時の名残ということになります。

犬のあくびは退屈のサインではない

人間にもある生理現象の一つであるあくびですが、これが犬になると少々意味することが異なってきます。

人間がするあくびの場合、その原因となっているのは「眠い」「退屈している」「寝不足である」といったことです。

つまり基本的には「力が抜けている」「やる気が低下している」といった気分が下がっていることを示すものと言えます。

これが犬の場合になると少々様子が異なり、場合によっては全く逆のサインとなることもあるので注意をしたいところです。

すなわち、犬のあくびは人間とは逆に緊張をしたり敵意を感じたりするときに出る場合があるということです。

犬を飼っている人の中には、悪いことをしたペットを強く叱りつけているときに突然気の抜けたあくびをされてしまい「なんてマイペースな子だ」と思ったことがあるのではないかと思います。

これは何も飼い主をバカにしたり叱責を退屈に思っているのではなく、緊張してストレスがたまったがためにあくびという生理現象が起こってしまった場合の行動なのです。

同様にあまり良く知らない相手から過剰に撫で回されたり、他の犬とばったり会ったりしたときにもあくびをしてしまう犬はよくいます。

犬のあくびはストレスのサインではないかとまず疑うようにしてみてください。

どうして口元をわざわざ舐めるのか

犬を飼ってしばらく経ってお互いに慣れてくると、じゃれつくような仕草の一つとして人の顔の口を舐める仕草をしてくることがあります。

舐めるにしてもいきなり口の近くに舌をつけられるのでびっくりしてしまうこともありますが、これも犬独特の本能による行動なのです。

これは犬だけでなくオオカミにも共通する仕草の一つで、成犬が自分よりも上位にあると感じる者に対しての挨拶として口元を舐めるという行動をするのです。

ですので飼い犬から口元をよく舐められるというのは正しくしつけができているということなので拒否することなくできるだけ受け入れてあげるようにしてください。

一方幼犬の場合にはそうした上下関係はそれほど意識されませんので、単純にお腹が減っているということを言葉でなく示そうとしていることもあります。

幼い犬はお腹が減ったときにお母さん犬の口元を舐める仕草をするので、そうした空腹のサインと考えるのが自然です。