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ハリネズミ

ハリネズミがよくする仕草・行動の意味

ハリネズミ独特の性質

ここ最近日本でも多く飼育されるようになってきたのがハリネズミです。

ハリネズミは見た目はハムスターのようなネズミのようにも見えますが、生物学的にはげっ歯類ではなくもぐらに近い哺乳類に分類されています。

ですので生態もかなりもぐらに近く、明るいところは好まず単独行動を基本にします。

ネズミに近い性質と思い込んでいると思わぬところでストレスを与えてしまうこともあるので、まずはハリネズミという動物の基本的な性質を理解しておくようにしてください。

まず必ず気をつけてもらいたいのが、ハリネズミは大変寒さに弱く一定以下の気温になると冬眠状態になるということです。

一般的にハリネズミが冬眠状態になるのは気温が18℃以下からなので、日本では寒冷地でなくても秋口あたりから既に十分注意をしないといけません。

一度冬眠状態になったハリネズミはそのまま眠り続けてしまうので、当然のことながらその間に食べ物を口にすることはありません。

野生のハリネズミなら冬眠に入る前にしっかり栄養を体に蓄えて太ってから眠りますが、飼育されている場合にはそういうわけにはいきません。

ですので特に飼育時の温度や食事の量には注意してあげるようにしてください。

ハリネズミの「泡つけ」について

他のペットではまず見られない不思議な行動の一つに「泡つけ(アンティング)」があります。

この「泡つけ」は別名「香油塗り」と言われることもあり、普段あまり見慣れないものを目の前にした時にそれを口の中で唾液と混ぜあわせ泡状にして自分の背中の針に塗りつけていきます。

針はハリネズミの全身にあるのでこの「泡つけ」をしているときには不自然に体をねじったり丸めたりしているので初めて見たときにはかなりおかしいと感じます。

これは野生で活動をするハリネズミが珍しいものを見つけた時にその臭いを自分につけることで周囲に自分の臭いをなじませて身を隠しやすくすることを目的にした行動です。

ハリネズミは背中の針を見るととても攻撃的な性格をした動物のようにも思えますが、実際にはとてもおとなしく臆病な性格です。

むしろこうした「泡つけ」のような身を隠すための行動は他の動物と余計な争いをしないですむようにするものなのです。

泡つけ自体は全く体に害のある行動ではありませんので、もしそれをしているのを見たらハリネズミ独特の仕草と思いじっくり観察することをおすすめします。

機嫌が良いときには鼻が鳴ります

ハリネズミが機嫌がよいときにする仕草としては、鼻先を上にしてふんふんと鳴らすようなことがあります。

体の小さなハリネズミが空気の臭いをかぐように鼻先を向けてふんふんとしている様子はとてもかわいいものですが、これはハリネズミの他に馬や牛などにも見られる行動です。

「フレーメン反応」という名前もついており、遠くの臭いを嗅ぎ取ろうとしているときの様子です。

この遠くのものに興味があるという時は機嫌がよく周囲に好奇心を持っているということです。